導入事例Case
多様なPOS環境に導入可能な共通PinPadで迅速なキャッシュレス対応を実現
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導入企業
全国の小売店 約4,400店舗を擁する 国内最大規模のコーペラティブ・チェーン様
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業種
小売業(コーペラティブ・チェーン)
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導入製品
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導入時期
2017年~現在に至る(後継機種への入替を展開中)
導入前の課題
2018年に政府主導でキャッシュレス決済の推進が本格化し、グループ全体での迅速な対応が急務となりました。
特に大きな課題は、コーペラティブ・チェーンという業態の特性にありました。グループ内には、店舗ごとに導入された様々なメーカー・機種のPOSレジが混在しており、これら全てに共通して接続・導入できる汎用性の高いキャッシュレス決済端末の選定が必須条件でした。

解決策・選定理由
リーズナブルで汎用性の高い端末を採用
グループの多岐にわたるPOS環境に対応するため、リーズナブルで汎用性の高いキャッシュレス決済端末を探していたところ、Castles Technology社のPinPad「PinPad Vega3000 P3」が要件に合致しました。

当社が選定された理由
「PinPad Vega3000 P3」の日本国内における販売店が複数ある中で、当社(ヒット株式会社)がパートナーとして選定されました。その決め手となったのは、以下の点です。
- メーカー(Castles Technology社)との密なコミュニケーション密度
- 決済端末に関する専門的なハードウェア知識
- 豊富な導入知見
- 導入後の万全なハードウェアメンテナンス体制
これらの点が総合的に評価され、長く安定したハードウェアの提供が実現できると期待され、大規模な導入プロジェクトを支える信頼性が認められました。
導入後の効果
キャッシュレス化を迅速に推進し、店舗スタッフの負担軽減にも貢献
グループ全体でのキャッシュレス化が迅速に進み、政府のキャッシュレスビジョンに貢献。お客様の利便性向上を実現しました。導入に際しては、店舗スタッフの負担軽減を考慮し、当時としては珍しい消費者が自身でカードを挿入する形態を採用し、スムーズな運用を支援しました。
さらに、導入から数年が経過した2023年からは、より安定した決済インフラを構築するため、積極的なアップグレードを実施しています。

- 決済センターをアップグレードし、処理速度の向上とBCP対策を強化。
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同時に、タッチ決済に対応し、最新のセキュリティ要件を装備した後継機種「PinPad Vega3000 P3」への順次入れ替えを展開し、2025年現在もグループのインフラを支え続けています。
保守サービスの提供形態を刷新し、本部負担を軽減
2025年からは、修理該当品について、各店舗からのダイレクト送付、各店舗へのダイレクト返送の形態での保守サービスを当社が請け負うことで、グループ本部の運用負担軽減にも貢献しています。

