PAX Technology社製品国内唯一のP2PE認定のキーインジェクションサービスを開始

ニュースリリース

弊社では、PAX Technology社製品国内唯一となるP2PE 認定キーインジェクションサービスを開始しました。
子会社のPAYサービス株式会社で展開を行っているAndroid決済端末PAX A920Jに対する決済プラットフォーム以外の業務アプリ導入の要望と拡大に対応するため、まずは同機からキーインジェクションサービスの提供を始めました。

PAX Japan PAYサービス PAX 日本 PAX 中国 TMN UT-P10 Anywhere リンクプロセシング A9 PAX Technology A920

このサービスにより、Android OSの拡張性の高い能力を最大限に活用し、従来の決済単独機能の端末では実現の難しかった、決済プラットフォーム以外との連携をスムーズとし、オムニチャンネル化の早期実現に向けて貢献できるようになります。

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従来、決済端末導入にあたっては、多くの加盟店で端末コストと手数料負担が課題となってきました。加盟店からみるとキャッシュレス導入はコストセンター(費用を消失するもの)であって、プロフィットセンター(利益を生むもの)ではありませんでした。
昨今、Android決済端末のフレキシブルさを最大限に活かし、決済機能だけに縛られることなく、ビッグデータ等を活用したオムニチャンネル機能を搭載することで、受け身のツールから、攻めのツールへの実現に向けて急速に変貌を始めています。

2020年2月20日付けで弊社のキーインジェクション施設が「HIT P2PE Merchant Solutions」 として、PCI SSC(国際的なクレジット業界セキュリティ標準化協議団体)の定める、「PCI P2PEコンポーネント」プロバイダ認定を取得しました。

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これにより、ハードウェアに暗号鍵を直接インジェクションすることが可能となり、これまで必須であった、決済サービス提供者による専用決済アプリの初期導入が不要となります。
たとえば、ハードウェアの導入時には、決済以外のオムニチャンネル用業務アプリを搭載し、決済アプリはその後から配信にて導入する等、加盟店の要望に応じたハードウェアの展開が効率的に実現できるようになります。

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従来、海外メーカーの決済端末では、海外メーカーに暗号鍵を預け、キーインジェクションを依頼したり、海外のサーバー、CA局に接続する等、海外メーカーに依存することが多分にありました。
だた、まさに現在の新型コロナウィルスの影響や、各国の政策の予測が難しい中で、海外での情報漏洩や、ネットワークが接続できなくなるリスクなど、海外リスクの回避準備が重要です。
弊社では、海外メーカーに依存することなく、全て国内で完結できることを目的に、決済端末の暗号鍵管理のセキュリティ強化としてP2PE認定を取得し、国内で単独稼働できる施設を構築することで、日本のお客様により安心して決済端末をご利用いただけると考えています。

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