【ProGlove Blog】コラボメーション（CollaboMation）って何？

Case導入事例

自動化ソリューションは、この問題を解決する計り知れない可能性を秘めてはいます。

しかし、完全な自動化は現実性があることはほとんどなく、可能であることさえ稀なことです。

鍵となるのは、人間の作業者と自動化されたシステムとのスムーズで効率的なコラボレーションを促進することなのです。

自動化について考えるときに、私たちは、完全に自動化するのか、まったく自動化しないかの「どちらか一方」のアプローチをすることがあまりにも多くあります。

しかし、効率化の鍵となるのは、オートメーション技術と人間の作業者とのコラボです。

つまり、コラボメーション（CollaboMation）です。

双方が持つ独自の強みを活用することで、急激に増加する需要に対応するという倉庫管理の中心にあるジレンマに対処し始めることができます。

CollaboMationは、コラボレーションとオートメーションが融合することです。

それは、人間の作業員と自動化されたシステムとの間のシームレスな相互作用であり、同じ空間で共に働きながら、異なるプロセスステップを並行して実行することです。

CollaboMationへのインテリジェントなアプローチとして、無人搬送車（AGV）、自律移動ロボット（AMR）、協働ロボット（cobot）を使うことがあります。

これらはすべて、人間と機械のコラボレーションを促進する技術の一例です。

たとえば、協働ロボット（cobot）は食品にラベルを貼り、カートンに詰め、パレットに積み重ねる作業を支援することができます。

AGVはトラクターの役割を果たし、満載のピッキングカートを指定の出荷エリアまで移動させることができます。

AMRは作業者を適切な棚に誘導し、適切な製品をピッキングする手助けをすることができます。

これらのソリューションはそれぞれ、効率を大幅に高め、作業プロセスを確実に合理化します。同時に、人間の作業者を反復作業から解放し、人間が行うからこそ付加価値を生む分野に集中できるようにし、力仕事を減らして安全性も向上させます。

CollaboMationは、自動化ソリューションと人間の作業者の両方の強みを活用することで、倉庫管理者が生産性を大幅に向上させることに貢献します。

オペレーションをさらに改善するために、データ駆動型の分析ソリューションにより提供される貴重な洞察データを使って、さらなる改善ポイントを特定することができます。

業界最先端のウェアラブルであるProGloveによって収集されたメタデータを活用することで、倉庫管理者はプロセスをボトムアップで把握し、意思決定に役立てることができます。

たとえば、倉庫のどのエリアのパフォーマンスが低下しているのか、注文処理のボトルネックはどこにあるのか、スキャンエラーが多発している製品はどれかなどを特定することができます。

倉庫環境において、バーコードは人間と機械のコミュニケーションのための主要なインターフェースであり、CollaboMationの中核をなすものです。

バーコードを介して、人間と機械の間のシームレスなコラボレーションとコミュニケーションを可能にし、人間工学に基づいた共同作業を可能にします。

このコミュニケーション・プロセスを継続的に改善することで、本来持っている生産性を向上させる新たな可能性を解き放つことができます。

完全自動化は独自の可能性をもたらしますが、CollaboMationは倉庫業務の未来を象徴します。

完全に自動化にするか、まったく自動化しないかの二者択一ではありません。

代わりに、最適な結果を達成するために、人間と機械のコラボレーションに重点を置いています。

CollaboMationを採用することで、倉庫はより効率的で生産性が高まり、安全な作業環境を確保しながら、業界の増大する需要に応えることができます。

CollaboMationのメリットを享受するためにProGloveがどのようなお手伝いができるかについては、最新のホワイトペーパー「CollaboMate – 5 Tips for the Smart Combination of Humans and Robots」をダウンロードしてください！